2009年10月28日

『巨人の星』

TVアニメの金字塔、不朽の名作と言っても過言ではない梶原一騎原作の巨人の星。
正しい少年マンガの荒唐無稽な設定と理論。
毎回、これでもか〜という程、こねまわすへ理屈の数々。ケレン味たっぷりの演出と壮大なドラマ。
 どれをとっても、これを超える作品は絶対に出てこないだろう。
 イマジネーションの固まりのようなアニメだった。
当時の正しい昭和の少年達は皆プロ野球選手になることを夢見て、かじり付くように見て次の日、学校で大リーグボール2号消える魔球を投げたりして遊んだのでした。

 僕がみていたのは、夕方の6時くらいの再放送で、毎日、月曜から金曜までやってたんだけど、星飛雄馬(後のアムロ・レイ)が月曜日に花形と対決するシーンがあって、1球投げるのに3日分の放送時間が費やされるという、なんとも贅沢な作りだった。

飛雄馬がマウンドで投球モーションに入って足を高々と上げてストップモーション。

マウンド上の空では、竜と虎が戦うメタファーが延々と繰り返されて、必殺の<つづく>。( ゚д゚ )!
見て〜って次の日に見ると、飛雄馬がマウンドで投球モーションに入って足を高々と上げてストップモーション。

マウンド上の空では、竜と虎が戦うメタファー・・・・ってそんな感じで延々と続くわけだよ。
 1球投げんのに、いったい何日掛かるんだよって突っ込みヾ(゜▽゜´) ナンデヤネン入れ放題!
 もう、あんな太っ腹な作品は作れねー( ≧▽≦)。


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Posted by 梶原日記 at 13:44 │名作アニメ