2009年11月25日
『いなかっぺ大将』
柔道で身を立てようと田舎から東京に出て来て、大ちゃんが、巻き起こすギャグの連発に毎週腹を抱えて笑った。この作品も、同年代のアニメに負けず劣らず濃いキャラクター揃いだ。
大ちゃんのキャラを箇条書きにするだけでも・・・・
・着物にフンドシ姿で下駄を履いている。
・フンドシがすぐ脱げて、速攻でマッパになってしまう。
・動物と話ができる
・ねこ(ニャンコ先生)が師匠で、”キャット空中3回転”という必殺ワザを伝授してもらう。
・音楽を聞くと速攻でトリップして、裸踊りをしてしまう。
・食事の時に、ご飯をてんこ盛りでもオカズが見えるように茶碗に穴が開いている。
・失敗すると『どぼじで』とアメリカンクラッカーのような涙を流す。
・かわい子ちゃんに非常に弱く、花ちゃんと菊ちゃんとの板挟みになっているが、情にもろいせいかタコのような口の形でチューを迫る。
・・・・と、ちょっと思い出しただけでも、これだけある。
あと、西ハジメって関西弁を話す宿敵いうか狡猾な男の存在は当時も、希有だったように思う。考えると、特殊な能力の差はあるが、当時のアニメは割と普通の人間が主人公のアニメが多かったなあ。
大ちゃんのキャラを箇条書きにするだけでも・・・・
・着物にフンドシ姿で下駄を履いている。
・フンドシがすぐ脱げて、速攻でマッパになってしまう。
・動物と話ができる
・ねこ(ニャンコ先生)が師匠で、”キャット空中3回転”という必殺ワザを伝授してもらう。
・音楽を聞くと速攻でトリップして、裸踊りをしてしまう。
・食事の時に、ご飯をてんこ盛りでもオカズが見えるように茶碗に穴が開いている。
・失敗すると『どぼじで』とアメリカンクラッカーのような涙を流す。
・かわい子ちゃんに非常に弱く、花ちゃんと菊ちゃんとの板挟みになっているが、情にもろいせいかタコのような口の形でチューを迫る。
・・・・と、ちょっと思い出しただけでも、これだけある。
あと、西ハジメって関西弁を話す宿敵いうか狡猾な男の存在は当時も、希有だったように思う。考えると、特殊な能力の差はあるが、当時のアニメは割と普通の人間が主人公のアニメが多かったなあ。
2009年11月06日
『ド根性!!ガエル』
随分前の話だが、NHK BSの『BSアニメ夜話』で現代美術家の村上隆が『ド根性!!ガエル』を絶賛しているのをみて思ったが、この『ド根性!!ガエル』は、世界的なアーティストにも影響を及ぼした程、当時の少年達に多大なインパクトを与えた作品だったなあと思った。
吉沢やすみ原作の『ド根性!!ガエル』は1972年から2年間放送されたTVアニメで、主人公のひろしと、彼がカエルの上に転んだ時にシャツに張り付いた平面ガエルのピョン吉が主人公の”正しい少年まんが”だ。
この設定だけでも涙ものだが、脇役の南先生、寿司屋の梅さん、ゴリライモ、京子ちゃん、五郎、よしこ先生、町田先生と脇役のキャラクターが多彩でドタバタあり、人情あり、奇想天外が壮大なエピソードありと、語りだしたら一晩では語り尽くせないくらい深いアニメだった。
村上隆が今もなお、熱く語るのはとても判る。『ド根性!!ガエル』は彼の、そして僕の青春というか少年時代そのものだからだ。
2年間放送の中で特に印象に残っているのは、ひろしとピョン吉の出会いの切っ掛けとなった広場の石を拾いに行ったら実はとてつもなく巨大な石だったという話とか、ピョン吉が洗濯機で洗っても目が回らないように訓練のため船のスクリューに貼付けたら、そのまま船が遠い外国に行ってしまって、いつも喧嘩ばかりしていたひろしはひどく後悔するがピョン吉がど根性で船を引っ張って、荒川(?)から戻ってくる話とか、いつものドタバタ人情劇とは違うテイストの壮大な話が好きだった。
でも、一番影響を受けたのは、ひろしとピョン吉が寿司屋の梅さんに「すし食いねぇ」とか言われて、実に旨そうに寿司をたべているの見て、寿司好きになったことだ。
あと、『BSアニメ夜話』でも語られていたが、缶蹴りのカンのエピソードとか、夏休みの昆虫採集でセミ一匹すら見つからない荒涼感だとか、ただの少年マンガのアニメにはない要素があったと思う。
その後、80年代に入って『新・ド根性!!ガエル』っていうのが始まったけど、あれはダメな作品だった。何がダメってピョン吉が全然根性がなかったのと、そもそも作品の内容と時代の微妙なギャップに違和感があった。
ちびまる子みたいに、完全に時代がズレていれば、別の面白さもあっただろうが、あれは失敗作だったね。
吉沢やすみ原作の『ド根性!!ガエル』は1972年から2年間放送されたTVアニメで、主人公のひろしと、彼がカエルの上に転んだ時にシャツに張り付いた平面ガエルのピョン吉が主人公の”正しい少年まんが”だ。
この設定だけでも涙ものだが、脇役の南先生、寿司屋の梅さん、ゴリライモ、京子ちゃん、五郎、よしこ先生、町田先生と脇役のキャラクターが多彩でドタバタあり、人情あり、奇想天外が壮大なエピソードありと、語りだしたら一晩では語り尽くせないくらい深いアニメだった。
村上隆が今もなお、熱く語るのはとても判る。『ド根性!!ガエル』は彼の、そして僕の青春というか少年時代そのものだからだ。
2年間放送の中で特に印象に残っているのは、ひろしとピョン吉の出会いの切っ掛けとなった広場の石を拾いに行ったら実はとてつもなく巨大な石だったという話とか、ピョン吉が洗濯機で洗っても目が回らないように訓練のため船のスクリューに貼付けたら、そのまま船が遠い外国に行ってしまって、いつも喧嘩ばかりしていたひろしはひどく後悔するがピョン吉がど根性で船を引っ張って、荒川(?)から戻ってくる話とか、いつものドタバタ人情劇とは違うテイストの壮大な話が好きだった。
でも、一番影響を受けたのは、ひろしとピョン吉が寿司屋の梅さんに「すし食いねぇ」とか言われて、実に旨そうに寿司をたべているの見て、寿司好きになったことだ。
あと、『BSアニメ夜話』でも語られていたが、缶蹴りのカンのエピソードとか、夏休みの昆虫採集でセミ一匹すら見つからない荒涼感だとか、ただの少年マンガのアニメにはない要素があったと思う。
その後、80年代に入って『新・ド根性!!ガエル』っていうのが始まったけど、あれはダメな作品だった。何がダメってピョン吉が全然根性がなかったのと、そもそも作品の内容と時代の微妙なギャップに違和感があった。
ちびまる子みたいに、完全に時代がズレていれば、別の面白さもあっただろうが、あれは失敗作だったね。
2009年10月28日
『巨人の星』
TVアニメの金字塔、不朽の名作と言っても過言ではない梶原一騎原作の巨人の星。
正しい少年マンガの荒唐無稽な設定と理論。
毎回、これでもか〜という程、こねまわすへ理屈の数々。ケレン味たっぷりの演出と壮大なドラマ。
どれをとっても、これを超える作品は絶対に出てこないだろう。
イマジネーションの固まりのようなアニメだった。
当時の正しい昭和の少年達は皆プロ野球選手になることを夢見て、かじり付くように見て次の日、学校で大リーグボール2号消える魔球を投げたりして遊んだのでした。
僕がみていたのは、夕方の6時くらいの再放送で、毎日、月曜から金曜までやってたんだけど、星飛雄馬(後のアムロ・レイ)が月曜日に花形と対決するシーンがあって、1球投げるのに3日分の放送時間が費やされるという、なんとも贅沢な作りだった。
飛雄馬がマウンドで投球モーションに入って足を高々と上げてストップモーション。
マウンド上の空では、竜と虎が戦うメタファーが延々と繰り返されて、必殺の<つづく>。( ゚д゚ )!
見て〜って次の日に見ると、飛雄馬がマウンドで投球モーションに入って足を高々と上げてストップモーション。
マウンド上の空では、竜と虎が戦うメタファー・・・・ってそんな感じで延々と続くわけだよ。
1球投げんのに、いったい何日掛かるんだよって突っ込みヾ(゜▽゜´) ナンデヤネン入れ放題!
もう、あんな太っ腹な作品は作れねー( ≧▽≦)。
正しい少年マンガの荒唐無稽な設定と理論。
毎回、これでもか〜という程、こねまわすへ理屈の数々。ケレン味たっぷりの演出と壮大なドラマ。
どれをとっても、これを超える作品は絶対に出てこないだろう。
イマジネーションの固まりのようなアニメだった。
当時の正しい昭和の少年達は皆プロ野球選手になることを夢見て、かじり付くように見て次の日、学校で大リーグボール2号消える魔球を投げたりして遊んだのでした。
僕がみていたのは、夕方の6時くらいの再放送で、毎日、月曜から金曜までやってたんだけど、星飛雄馬(後のアムロ・レイ)が月曜日に花形と対決するシーンがあって、1球投げるのに3日分の放送時間が費やされるという、なんとも贅沢な作りだった。
飛雄馬がマウンドで投球モーションに入って足を高々と上げてストップモーション。
マウンド上の空では、竜と虎が戦うメタファーが延々と繰り返されて、必殺の<つづく>。( ゚д゚ )!
見て〜って次の日に見ると、飛雄馬がマウンドで投球モーションに入って足を高々と上げてストップモーション。
マウンド上の空では、竜と虎が戦うメタファー・・・・ってそんな感じで延々と続くわけだよ。
1球投げんのに、いったい何日掛かるんだよって突っ込みヾ(゜▽゜´) ナンデヤネン入れ放題!
もう、あんな太っ腹な作品は作れねー( ≧▽≦)。